「あ~の~。自民党は憲法変えるカエルって65年くらい言ってるんですけど~。どうなんですか~?」
「あ~はいはい。もうすぐだよ。まあ、君たちは何も考えんでもいいから、任せておきなさい。そんなことより、今日の料亭では何が食べれるのか気になるな~♬」
いま、新型コロナウィルスの感染拡大を受けて
政府が発令した緊急事態宣言について、
櫻井よしこ氏は、5月3日の憲法記念日に、こう発言しています。
「首相にも知事にも命令する権限がない。 日本国憲法は《国家は悪である》《国家は縛りつけなくてはならない》
という精神でできてしまった。」
緊急事態宣言を発令しても強制力がなく、自粛を求めても完全な補償がありません。
国民が本来求めていることと乖離(かいり)しています。
今回のことを踏まえれば、緊急事態条項について早急に議論する必要があります。
かつての東日本大震災の時も、菅直人内閣は政府として機能していませんでした。
まず【災害緊急事態】を布告しませんでした。
普通の国なら「非常事態宣言」し、政府は生活必需物資の配給などの措置を【命令】し実施します。
これにより、被災地にガソリンを優先的に届ける事が出来る。
挙句の果てに「国民の権利義務を大きく規制する非常に強い措置であることにかんがみて、命令を出すのは困難だった」と言い訳する始末。
※ただし、正確に言うと、この命令は「国会の閉会中」という条件です。
それゆえ【災害緊急事態】を布告しただけでは命令は出せませんが、
そもそも布告しなかったことが問題です。
そのため、菅元総理は国内のみならず、海外からも強く批判されました。
そして、自衛隊に【有事だから、それやっていいよ】と命令・許可できる人がいませんでした。
そのため、自衛隊は、津波で機能しなくなった仙台空港の復旧に向かったものの、
国内法でがんじがらめのため、被災した空港に輸送機を降ろすことができなかったのです。
代わりにアメリカ軍が航空管制を引き取り、兵を動員して空港を復旧しました。
(゚Д゚;) どういうこっちゃ・・・。目の前に起きている事に対処できない日本の法律って・・・。
自力で自国を守れないなんて、なんなの!?
(-。-)y-゜゜゜諸外国と比べて【日本の緊急事態宣言に強制力がない】
という事に、国民はヤキモキしているのは明々白々(めいめいはくはく)であります。
ところが・・・・・憲法改正を反対している人たちは、
( `ー´)ノ「コロナに便乗して改憲するな~!!」
と言っていますね~。↓
日本共産党の志位委員長は
「一定の外出自粛、休業要請は現状では必要だ。しかし、補償がないのが問題だ。
自民党の改憲案の緊急事態条項は、公の利益のために人権を制約する。公=国家で、
国家権力のために人権を制約する考え方だから、
大変危険で絶対に反対だ。
衆参憲法審査会は改憲そ発議する機関だ。開催する必要はない。」
(-。-)y-゜゜゜こういう共産党の《とんでも論》に同調する人がいる現実・・・。
それとは逆に【憲法は変えなければならない!】と言っている櫻井よしこ氏は
「中でも憲法9条に関しては《国家が国民のために戦う権利を認めないとなっている。
地球上に約200の国と地域があるが、
このようのことを憲法で定めている国は間違いなく日本だけだ」と指摘されています。
「日本国民が日本国を守らなくていったい他の誰が守るのか!」と早期の改憲を訴えた。
加えて、野党(日本維新の会を除く)が憲法審査会の開催に応じていない現状を批判し、
「国会の軽視、国会議員としての責任の放棄以外の
何ものでもない!」と断じた。
(≧◇≦) 分かります、分かりますよ!
私も絶対に改憲しなければならないと思っています。
軍人が世界的に尊敬される職業である理由は、
自分が逃げてしまったら、戦う方法を知らない人たちが殺されてしまう。
いざという時に、自分の命をかけて戦う!
だから、日本を守るために存在してくれている自衛隊をまず明記する。
これには、反対する国民はいないでしょう!
"(-""-)"いるとしたら、そいつは日本人ではない!!
しかし、この【自衛隊明記】と【緊急事態条項】には賛成するのは大多数だと思いますが、
《憲法9条を変えることは、よ~わからんけど反対》の人は多いはず。
保守の人たちはまず
「憲法9条を変えなければ、日本を守れない!!」
と言いますが、果たしてそれはどうでしょうか?
第9条
【日本国民は、正義と秩序を基調とする国際平和を誠実に希求し、国権の発動たる戦争と、武力による威嚇(いかく)又は武力の行使(こうし)は、国際紛争を解決する手段としては、
永久にこれを放棄する。】
【前項の目的を達するため、陸海空軍その他の戦力は、これを保持しない。国の交戦権は、これを認めない。】
1項で禁止しているのは、侵略戦争のことで、自衛のための戦力は持っていいし、
自衛のための権利は認められているというのが現在の政府解釈です。
自衛の定義は、最小限度の力で戦うことだとしています。
軍隊を持つのは憲法違反だけれども、自衛隊には軍隊の名に値しない力しかないから憲法違反ではない、という理屈です。
だから、軍隊の法体系(禁止事項以外OK→だいたい何でもOK)は認められず、物理的な力も最小限度に制限されています。
自衛隊は《許可されたことだけやっていい》警察と同じ法体系です。
(-。-)y-゜゜゜やはり条文を変えないと、
何もできないと考えている人も多いのではないでしょうか?
しかし、今まで、日本国憲法の【解釈】が2回ほど劇的に変わっています。
★制定当初・・・一切の軍隊を持つな
★昭和39年以前・・・自衛隊は、やらんでいいこと以外はできる軍隊
★昭和39年以後・・・自衛隊は、やっていいことだけできる軍隊モドキ
この間、日本国憲法の条文は1文字も変わっていません。
解釈が変わっただけです。
ならば、自衛隊を強い軍隊にしたいと思うなら、
解釈を昭和39年以前に戻せばよいだけです。
戦後75年を迎える日本ですが、いまだに憲法改正が出来ていません。
長らく今の状態に置かれてきた自衛隊にしてみれば、戦うためのヒト・モノ・カネがないまま
「さあ戦え」と言われても、裸で極寒の中に放り出されるようなものなのです。
❶まずヒト不足です。
日本は敗戦で衣食住が足りない上に、軍隊なんて持つ余裕がない時に、朝鮮戦争で忙しいアメリカに
「自分の身は自分で守れ!」と32万人の陸上兵力をつくれと言われました。
(国土が縦に長い日本を守ろうと思ったら50万人の陸上兵力が必要らしいですが。)
この時代は現在のように経済規模が大きくありません。
お金がないので、陸上自衛隊は、まずは18万人にすることが目標となりました。
ところが、なぜか18万人が上限になってしまって現在に至っています。
今の陸上自衛隊は、予備自衛官含めても16万人で、年齢構成は逆ピラミッド型。
つまり若い人が少なくなっています。
国土防衛どころか、自分たちの施設を守ることもままならないという現実もあります。
❷次にモノ不足
例えば、アメリカ軍の軍楽隊(音楽隊)は、週あたり200発以上の射撃訓練をしているそうですが、
日本の陸上自衛隊が射撃訓練で割り当てられる実弾は、一年間に1人約180発です。
(゚Д゚;) え!?うそ!?2日に1発ってこと!?
自衛隊は年間で、アメリカの軍楽隊の週あたりの訓練を下回る予算しかつけてもらえないのです。
演習のあとに薬きょうを拾い、支給数と合わせるという話もあるくらいです。
(-。-)y-゜゜゜実弾どころか、生活用品ですら笑えないほどの物不足で、トイレットペーパーを自腹で買わなければなりません。最近になって国会議員が取り上げ、
トイレットペーパーの予算執行の優先順位を上げてもらったとか・・・。
一番問題なのは、燃料がないんです!
海上自衛隊はアメリカ・イギリスに次ぐ世界第3位の海軍力を持っています。
しかし、もしも戦闘になった場合、護衛艦が戦い続けることができる時間は、せいぜい数十分だと言っています。
基地が攻撃されない前提でも、もって1ヵ月。
航空自衛隊も、燃料不足のため飛行訓練時間が少ないのです。
空軍は飛行訓練時間が200時間を切ると、戦力外らしいですが、航空自衛隊は160時間ほどだと言われています。
しかも、飛行すればするほど機体が損耗するため、維持整備の費用が必要になります。
❸結局カネ不足
だいたい、【ヒト】も【モノ】も【カネ】が有れば片付く話です。
どこの国でも軍事費はGDP比2%が標準です。
現在日本は、GDP 比1%弱・・・GDP約500兆円の1% ➡ 約5兆円
「防衛予算はGDP比1%から超えない」という約束事ができました。
あくまでも【当面は】という約束です。
これはかつての三木武夫内閣で閣議決定されただけで法律ではありません。
政権が変わっても、世界情勢が変わっても踏襲(とうしゅう)され、ず~っと現在まで続いています。
(-。-)y-゜゜゜日本は、一度決めたら止められない・・・。
失敗したくない。自分の時にやりたくない。責任とりたくない。めんどくさい。批判されたくない。目立ちたくない。今まで通りやってやり過ごしたい。自分の事しか考えてない。日本についてな~んも考えてない。
これが、国会議員=日本国民です。
ですから、真っ先に
というのはハードルが高いのです。
【国民(国家)が意志を持つだけで変われるんです!!】
議員は国民の顔色をうかがっています。
国民がしっかりした意志を持つ事で、物事は動き始めます。
❶まず、予算をGDP2%=10兆円にする!
❷次に、憲法解釈を昭和39年以前に戻す!
❸その後、自然に法律が変わっていけばOK!
日本は【人を殺しても構わない】と平気で考え実行する国に囲まれています。
かろうじてアメリカがいてくれるから日本は平和が保たれています。
自分の意思で生きていないので、アメリカや他の国の顔色ばかりうかがっています。
もう、やめませんか?
【我々は誰にも媚びないで生きて行くんだ!】
(≧◇≦)しばしばまるも
参考図書・・・13歳からの「くにまもり」倉山 満
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