「え~。ダリいっしょ~。なんで、今さら勉強せんといかんのや~。選挙なんて国から金もらってきてバラまくだけで受かるんだからさ~。後援会の奴らも、自分さえ良ければいいんだから~。試験なんか必要ないって~。日本の政治は金だよ金」
"(-""-)" 政治を変えなければ!!
・なかなか回復しない景気(消費税のせいですよ)
・広がる格差(派遣のせいですよ)
・少子高齢化・地方の過疎化(政府の無策のせいですよ)
日本は今、様々な問題に直面しています。
ところが国会で論議されているのは、スキャンダルばかり。
野党とマスコミは揚げ足取りしか興味がないですから・・・。
政治並びに政治家に対する不信感は増すばかりです。
【国会議員には、基礎的な能力が不足しているのではないか?】
と思いませんか?
(≧◇≦) Q→司法にも行政にも国家試験があるのに、なぜ、国会議員には試験がなく、選挙なのでしょう?
(-。-)y-゜゜゜A→試験に受かったインテリ層ばかりが国会議員になったら、一般庶民の声が届きにくくなるから。
(≧◇≦) Q→いくら一般庶民の声を届けるためとはいえ、政治経済や社会問題、法律のことに詳しくない人が選ばれてしまうのは危険じゃないですか?
(-。-)y-゜゜゜A→そんなやつ選んじゃったのは国民。国民のレベルがその程度。
見た目が良かったり、有名人というだけで簡単に議員になれる。
まあ、選びたい候補者がいないのに、選ばなければいけない事に納得できませんが。
誰もいなかったら×をつけて、落選させる事ができて、議員定数が減らせるって良くないですか~。
"(-""-)"・・・そもそも、国会議員の試験が実施される事はないでしょう。議員が自分に不利な制度は絶対に作るわけがない!
しかし、「今のままではいけない」と思っている国民は多いでしょう。
自分の1票を投じた政治家が、実は法律や経済に疎く(うとく)国会の運営もろくに理解していなかったとしたら・・・。
何もしない、国民の大切な税金を食いつぶすだけの議員・・・。
【国会議員基礎テスト法】が法制化し、選挙のたびに試験があれば、飛躍的(ひやくてき)に国会議員の質が向上するのは間違いないのです。
選挙のたびに試験をすれば、国を良くするという議員本来の使命を思い出すでしょう。政治というのは、勉強しなければ分かりません。
目先の仕事や家庭の事で忙しい国民は政治の事まで関心を持つことができません。
国民はいつの時代も、強烈なリーダーシップを持った人間が導いてくれるのを心待ちにしています。
(`・ω・´)ゞでは、どうすれば法律になるのか説明していきます。
あなたは、議員それぞれが法案を提出していると思っていませんか?
現実は、まったく違うのです。
国会は『立法府』で法律を作る場所ですよね。
しかし、日本の場合、法案を提出するのに様々なハードルがあるんです!
(゚д゚)!それぞれの地域を代表しているのだから、議員単独で法案を出しているんじゃないの?
国会に出される法案には、議員発議(議員立法)と内閣提出(閣法)があります。
【議員立法】
アメリカ議会は単独で法案を提出できますが、日本の場合、衆議院では20名以上・国費を支出する法案には50名以上の署名が必要なのです。ちなみに参議院は10名以上です。
しかも、これは発議した後、衆議院においては、議員の所属する会派が機関承認していない場合法案の発議は受理していない。
各会派は議院事務局に、会派の承認の無い議員立法を受理しないよう申し入れ、事務局がこれに従っているためです。
よって実態は『党(会派)』の合意がなければ、いくら法律で定められた一定数の賛同者を集められても、法案は受理されません。
要件を満たしている議案を、議員事務局が政党執行部の申し入れに従って受理しないのは法令上問題があるとの意見がありますが、これが現実なのです。
【閣法】
法案は通常、官僚が作成します。日本の法律案の多くが閣法で、成立する確率も議員立法に比べ格段に高いのです。
与党議員が法案を提出する際には、手間暇がかかり、不確実な議員立法の手続きを踏むことはあまりないようです。
官僚に作らせて党内で合意を得て、閣法として出せば党議拘束がかかり、最後は強行採決で法案を確実に可決できるからです。
( `ー´)ノこれ、国会じゃなくて、行政が法律を作ってるって事じゃん!立法府の存在意義ってなんだよ!!
(゚Д゚;) こんなに法案提出するのにハードル高いって・・・。
【国会議員基礎テスト法】を法制化させる為には、党執行部を納得させるか、さもなければ自らが新しい会派を立ち上げる以外方法がないのです!
そもそも、閣法は絶対無理。政府の役人が議員に試験を受けさせろなんて法律はつくれませんから。
※会派とは→国会の各議院において、活動を共にする国会議員2名以上で結成する団体のこと。衆議院・参議院の各院内では、理念や政策を共有する議員が集まって院内会派を作り、議会活動を共に行う。会派の所属議員数によって、委員会の議席数や、発言・質問の時間配分、法案提出権などが左右されるため、政党とは違ったメンバーで構成されることもある。院内の構成単位はあくまでも会派であり、政党ではない。
自由と民主主義を標榜(ひょうぼう)する政党のはずなのに、実態は単独行動を許さない全体主義的な組織です。当選回数は多いが、およそ政策にうとい爺さんたちが、でかい面をしているのにいい加減うんざりしている若手は多いでしょう。
保身に夢中な彼らは、少しでも長く国会議員に留まりたいはずです。
ただでさえ選挙で手一杯なのに、さらに受験などというハードルを自らに課すようなことに同意するはずがありません。
どこの世界でも、新人の時は希望に満ち、理想と理念で動きますが、だんだんとその環境に慣れるにつれて、損得で物事を峻別(しゅんべつ)していきます。
( `ー´)ノ 政治家に必要なことは『情熱・責任感・判断力』です!!
政治家にとって最大の敵は『虚栄心(きょえいしん)』・・・自分を大きく見せようと見栄をはりたがる心です。男は特に権力に弱い。
(-。-)y-゜゜゜いつも思うんですけど、今の男性のポジションを全部女性に変えてみたら、国会運営がまともになるのではないか・・・。権力に興味はなく(一部の人間はあるかもしれないが)、いかに効率的にこなすか考え、人に尽くし・愛が深い。多分、男性よりも決断力がある。基本的にマジメ。自分が得をする事よりも、どうしたら良くなるか考えられる。
《次回 70$へつづく》
(*´ω`*)しばしばまるも
参考図書『国会議員基礎テスト』黒野伸一